あなたの家と知り合いの食堂椅子を張替えましょう!

食堂椅子の張替方法(座のみでミシンが掛かっていない椅子の場合)

必要な道具と材料

マグネットハンマー ハサミ 千枚通し(アイスピック) ペンチ(ニッパー)椅子用3分釘 

椅子用布地か椅子用ビニールレザー(カーテン生地、洋服生地は生地が薄いのと裏加工が

されてないので不可) 20mm厚のウレタンフォーム カッター ゴムのり カナキン(仕上げ

に椅子の底に張る布) プラスドライバー(ネジ回し)

1. 最初に椅子を逆さまに重ねて、プラスドライバーでボルトか木ネジをはずす。

2. 裏にタッカーで留めてあるステープル(ホチキスの大きい物)を千枚通しとペンチを使い

全部取り除く。

3. ウレタンフォームを敷いてその上に椅子の座面を置きマジックインクで型を取る。

(4脚だと4枚分をマジックインクで型を取り、ハサミで切り抜く)

4. 座面表側(ネジの付いていた反対側)にゴムのりを塗り、切ったウレタンフォームも

バターを塗る要領でゴムのりを塗る。

5. ゴムのりが半渇きの状態(手にべたべたしない程度)で座面とウレタンフォームを

接着する。

6. 新しい椅子生地の上に古い剥がした生地を重ね、マジックインクで外周約10mm大きく

型を取り、裁断する(張しろ分を見る)。

7. 新しい椅子生地の裏(布地の場合白っぽく見える側、ビニールレザーの場合メリヤス地)

を上にして座面表側(ネジの付いていた反対側)を下にして、座面の前から右、左、中の

順に釘で仮留めをする。(この場合釘を打つ場所は、端から約30mm)次に後ろ側は十分

引っ張りながら右、左、中の順に釘で仮留めをする。次に右側も引っ張りながら右、左、中の

順に釘で仮留めをする。次に左側も引っ張りながら右、左、中の順に釘で仮留めをする。

8. 角の留め方は、角の頂点次に右、次に左の順に留めます。

9. 座面の前、後ろ、右、左の順番(約20mmの間隔)で本留めをする。その時強く引きすぎ

たり、弱すぎたりしないように加減する。

10. 釘を打って、波がうつ部分を切り取る。(特に角の部分が厚くならないように)

11. 仕上げのカナキンを張ります。カナキンの裁断寸法は座面本体の長さより約20mm

大きくする。布の耳は折り曲げず、その他3方を約20mm内側に折り曲げて釘を打ちます。

張り方は、前、後ろ、右、左の順番で釘を留めます。ボルトか木ネジを留める為の穴を

カナキンにカッターで開ける。

12. 最後に、ボルトか木ネジをプラスドライバーで留めて、完成です。